グラナドの掘り下げの話
ぼんやり考えてたののメモだけど、本編(架空)で掘り下げ薄いグラナドにもうワンパン入れる為に外部キャラを作るのはやっぱ有りなんだよなぁ。
なんというか、彼が壁に直面した時に素直で元気な最年少ってポジションの弊害というか、仲間内は各個甘くしてしまうというか突っ込めないというか。
その壁というのが産まれてこの方母親を知らない14歳の少年が漠然とした正義感と憧れで変身ヒーローやってるとこに
①自分を身籠ったせいで母親は死んだ
②変身して戦うということは母のように死ぬ可能性がある
③蘇った母は敵側で、ヒーローとして倒さなければならない
って三重苦をいっぺんに突きつけられて、もう自分は変身して戦えない怖い嫌だってなってしまう壁(なんでそんなひどいことする?????)それに対してだいたいはあんな辛いことがあったんだから子供が無理に立ち上がらなくていいって今は休ませることを優先しちゃう。ルマリは選ばれたからにはちゃんと責任を果たしなさいと甘くないけど、たった14歳の子供は守られるべきって思ってるオルミゴンやデガート、マラキータがそれを制しちゃうだろうな。アンバルさんとかはふざけるな立てしそうな男に見るけど、彼はラネテの忘れ形見であるグラナドをそもそも戦いに巻き込みたくないので失望こそすれ強制はしないと思う。自分で全部戦って殺す派だし。
もちろんそうやって理解ある大人が子供の心を守ってくれるのはとても大切な事。きっと彼が自分で前を向くまで仲間たちは待っててくれるんだろう。でも、どうやって前をむけばいいの?置きたいパンチはそこよ。
今まで病死だと思ってきた母親を自分が(広義的に)殺していた絶望。このまま変身して死ぬのが怖い。オスピシャスアーマーが得体のしれないものに見えて怖い。小さな子供が受ける絶望として「親」が関わっていることは絶大だと思う。
彼も彼で等身大の弱さもあり立ち上がれる強さも持ち合わせているんだけど、そこから何かを守るために自分は戦うって思い直すには何か大きなきっかけが必要だなとは漠然と考えてるんだよな~~心の成長の掘り下げに繋がる。
で、膝を抱えて立ち止まった時に無理矢理立たせる人も戦わせようとする人も仲間内にいないから、外部の人間に守られる側から背中を押させるのは話の構成的に有りだな〜〜〜って。
デガートは全体を通して車椅子から立ち上がるって成長描かれるし、マラキータの悩みは学校という閉じた世界に限定されるものだから学園祭編でしっかり掘り下げ完了できる。過去や死人も関わるグラナドはどうしてもその心の成長と強化の面でパンチ足りないのよね〜先代のごちゃごちゃした闇、だいたい話のシリアス担当だけどグラナドはその先代時代は産まれた直後だしでも闇の当事者にされてるのマジで巻き込まれだよ可哀想。そこでどうにか立ち上がるのは光が強い。畳む
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