設定に専門用語いれて申し訳なさがあるんだけど、ラーヴァはじめ後編キャラクターには事前知識が必要で。
後編はルマリの遺言を見つけたマリナがそれに従って仲間たちと海底施設に向かい、そこで行われている違法実験を止めようとした結果父親の種族の真意や怪人の謎を解き明かしていくってちょっとシリアスめのストーリー。
「海底軍事施設RYUGU」
15年前大災害で孤児になったマリナを守るためにルマリが海底人の技術で作り出した施設。現在は解体されていたはずだけどテクノロジーに魅せられた人類が秘密裏に保管、海底人の力を研究する実験場になっている。
「マザー」
別時空からやってきた海底古代人レムリアの中で人に与せず海の底で天寿を全うした無干渉の個体。その遺体は深海で特殊な鉱石になっており、RYUGUの研究者たちに実験に使われている
「レムリアギア被検体」
マイティと比例するヒーローを生み出すため。強化外骨格であるネットバトラーとは別ベクトルで開発されている強化人間の総称。ぶっちゃけ人道を無視した違法であり、レムリアが末期に己の力を分け与える「運命」(ルマリにとってのマリナ)を選ぶ習性があることを利用して、少しでもマザーの細胞に適性のある子供達を拉致誘拐して集め、時に命を弄ぶ実験を繰り返している。
深海に眠るマザーの遺骸から生み出した「レムリア髄液」を体内に注入することで人間を逸した能力を得ているが、判明そんな一握りの子供以外の適合出来ないものは肉体や精神が崩壊したり廃人と化したりと副作用が大きい。
「RYUGU施設長ダイア」
RYUGUの全権限を握る施設長。海底古代人レムリアに魅せられたあまり人道を逸した女性。以前はタマデアー本部の前身組織の研究者であったが、研究内容の過激さから界隈を追われ、ルマリが解体した海底基地を秘密裏に温存、改良をしながら古代怪人との戦いが終わりマイティが消滅するまで潜伏していた。
「RYUGU内での生活」
レムリアギア被検体たちはマザーへの適合と訓練結果を点数付けされ、その点数で明確に階級をつけられて子供達だけで社会を形成している。生活や立場の全てが点数に準じるため、高序列は低序列を従え、時に殺しても無罪となる。
「ダイアの真の目的」
表向きはレムリアたちの力の解明と人類への転用を謳っているが、彼女の真の目的は憧れ続けたレムリアという存在を自ら作り出し、そして自分がそれに成ることである。現在序列一位のメノウの身体を媒体にパラドックス怪人や海底古代人を超える存在を作り出す研究が進み、メノウが完全に異世界からやってきた化け物となった後は彼女の意識を移すことで肉体を乗っ取るつもりだ。