テレビを見ろ自宅CP③
並んで映画見ておうちデートなのをいいことに手慰みにアンバルの髪一房取ってくるくるしたりして欲しいし、ちょっかい出すと裏拳が飛んでくるよね。
お互い非童貞で経験それなりのいい大人なのでムフフなシーンとかロマンスシーンに入ってもしれっと表情も変えない気がする。隣の相手を伺う気配もない。「この女優目元と長い髪が結構セクシーで好きだったんだよな」「そうかよ」くらいの会話しかしてない。あっ!あの牛また分かりやすく黒髪ロング切れ長年上貧乳アジア人好みを晒してる!!!!!!!!!!!!
何考えてるか分からないけど途中で寝たり飽きたりもせずアンバルの目線は映画追ってくれてるの、多分これオルミゴン相手じゃないとそんなことせんから勝ち組だよ本当に。特に感想話し合ったりもないしじっと2時間半画面に向かって、エンドロールが終わった後にじゃあ俺は部屋に戻るぞって立ち上がろうとしたらそういう風に「自分相手だから」一緒に映画を見てくれたことを噛み締めてたオルミゴンがどうしても目の前の相手が愛しくなっちゃって抱き込まれるけど。ソファでぎゅうぎゅうする。
テレビを見ろ自宅CP②
テレビを見ろ自宅CP②
なんかこうオルミアンは食事の時にテレビをつけてるイメージがないというかダイニングテーブルに向かい合ってぽつぽつ話しながら、だいたいはアンバルの無言で豪快な食いっぷりににっこにこしてこちらも無言で見てるゴンちゃん(バルサンは視線にもう慣れた)って感じがするんだよなぁ。
元一人暮らしの癖にリビングダイニングと寝室は別だしいい家に住んでおる牛よ…まぁ友人招いてホームパーティーなんかもするし、彼女と同棲していたこともあるしね。リフォーム重ねてるけどもともとの箱ものは海底古代人ラールの持ち物で、国から税金免除もされてるから家の敷地はけっこうでかい。その上でオープンキッチン並列リビングにテレビとソファはありそうだな~と思ってるし、キッチン脇の食卓かそのソファテーブルで共犯者時代も情報の話し合いはしてそう。アンバルにとっては勝手知ったるコメドールの私邸。
円満同棲はじめたらそういう情報交換とは別に色んな事話していきたいなって気持ちはオルミゴンにはあって、あれが好きとか昔ああいうことしたとかそういうたわいない会話ね、そういうのしたがりそう。アンバルは嫌がるんだけどま~結構絆されているので強く拒否りはしないでしょう。時間と共にぽつぽつ彼も昔のこと話すようになって、そういう会話の延長上で昔あの映画が好きだった→工作員から狂戦士になったアンバルはもちろん見てない→じゃあ見るかサブスクに確かあったしって流れで強引に手を引いてソファに座らせた流れ、わりとある。
怒って立ち去るかと思ったら一本見たら部屋に戻るぞって不機嫌そうに足組むから、自分の好きな物を共有しようとしてくれてるみたいに感じていそいそ飲み物やらお菓子やら準備する牛。普段と変わらないしかめっ面で画面の点滅追ってるアンバルの横顔盗み見て、あぁやっぱ俺こいつが好きだなって思う、穏やかな夜だな。
なんかこうオルミアンは食事の時にテレビをつけてるイメージがないというかダイニングテーブルに向かい合ってぽつぽつ話しながら、だいたいはアンバルの無言で豪快な食いっぷりににっこにこしてこちらも無言で見てるゴンちゃん(バルサンは視線にもう慣れた)って感じがするんだよなぁ。
元一人暮らしの癖にリビングダイニングと寝室は別だしいい家に住んでおる牛よ…まぁ友人招いてホームパーティーなんかもするし、彼女と同棲していたこともあるしね。リフォーム重ねてるけどもともとの箱ものは海底古代人ラールの持ち物で、国から税金免除もされてるから家の敷地はけっこうでかい。その上でオープンキッチン並列リビングにテレビとソファはありそうだな~と思ってるし、キッチン脇の食卓かそのソファテーブルで共犯者時代も情報の話し合いはしてそう。アンバルにとっては勝手知ったるコメドールの私邸。
円満同棲はじめたらそういう情報交換とは別に色んな事話していきたいなって気持ちはオルミゴンにはあって、あれが好きとか昔ああいうことしたとかそういうたわいない会話ね、そういうのしたがりそう。アンバルは嫌がるんだけどま~結構絆されているので強く拒否りはしないでしょう。時間と共にぽつぽつ彼も昔のこと話すようになって、そういう会話の延長上で昔あの映画が好きだった→工作員から狂戦士になったアンバルはもちろん見てない→じゃあ見るかサブスクに確かあったしって流れで強引に手を引いてソファに座らせた流れ、わりとある。
怒って立ち去るかと思ったら一本見たら部屋に戻るぞって不機嫌そうに足組むから、自分の好きな物を共有しようとしてくれてるみたいに感じていそいそ飲み物やらお菓子やら準備する牛。普段と変わらないしかめっ面で画面の点滅追ってるアンバルの横顔盗み見て、あぁやっぱ俺こいつが好きだなって思う、穏やかな夜だな。
テレビを見ろ自宅CP
テレビを見ろ自宅CP
一緒にソファで座ってテレビ見てるだけでオルミアン可愛いよな。サブスクの映画とか見てて欲しい。そこに至った心の距離感と余裕にお母さんはなんかじんわりあたたかくなる。
だってフィクション映像に興味持たないしそもそも人と並んでテレビ見ようとなんてしないもんアンバル。それを、例えオルミゴン側の一緒に見ようのごり押しだとしてもクソデカ舌打ちして隣に座って画面に集中してくれるってとこがもう愛だよ(愛かな?)ダメ元の誘いだろうから一本見たら部屋戻るからなで腰を落ち着けてくれた時点でオルミゴンの脳内偉いことになってそうだけど。まさか見てくれるとは。
余暇やフィクションを楽しむ、心の余裕がないと出来ない事だからなぁ………ただ動く画面を目で追ってるだけとしても、そういうことが出来るようになったというのは狂戦士にとってものすごい進歩だと思うわ。
いや肩抱いていちゃいちゃ放課後のブレス見ろよお前らもって気持ちで話し始めたけどなんとなくメンタル寄りの話になったわね
一緒にソファで座ってテレビ見てるだけでオルミアン可愛いよな。サブスクの映画とか見てて欲しい。そこに至った心の距離感と余裕にお母さんはなんかじんわりあたたかくなる。
だってフィクション映像に興味持たないしそもそも人と並んでテレビ見ようとなんてしないもんアンバル。それを、例えオルミゴン側の一緒に見ようのごり押しだとしてもクソデカ舌打ちして隣に座って画面に集中してくれるってとこがもう愛だよ(愛かな?)ダメ元の誘いだろうから一本見たら部屋戻るからなで腰を落ち着けてくれた時点でオルミゴンの脳内偉いことになってそうだけど。まさか見てくれるとは。
余暇やフィクションを楽しむ、心の余裕がないと出来ない事だからなぁ………ただ動く画面を目で追ってるだけとしても、そういうことが出来るようになったというのは狂戦士にとってものすごい進歩だと思うわ。
いや肩抱いていちゃいちゃ放課後のブレス見ろよお前らもって気持ちで話し始めたけどなんとなくメンタル寄りの話になったわね
残された人の話
残された人の話
アセロがソファで寝落ちた息子をベッドに運んで、その重さにしみじみ大きくなったなぁって思いながら布団かけて、奥さんの笑顔の写真に「僕たちのグラナド君はこんなに大きくなりましたよ、きっともっと成長するんでしょうね。明日もあの子を見守ってあげてくださいねラネテさん」って話しかけて迎えるあたたかい夜と、
引き千切った怪人達の残骸に埋もれて無理な力の行使で骨や腱が歪に曲がった激痛を誤魔化す為に叫びながら血反吐吐きつつ高笑いして、狂化の摩耗で人間だったころの記憶すら薄らいできてとても大切だったのに顔も名前も思い出せなくなった女の歪んだ泣き顔を幻視するアンバルの夜、
同じ女を愛した男なのにここまで違うのは芸術点が高いなとしみじみ思っている。
そもそもアセロ・グラナド親子に残されたラネテの顔は結局のところ幸せそうな笑顔の思い出で、アンバルのそれはず~~~っと絶望や苦痛の最期の顔なんだよね。そこ。
生前のラネテはヒーロー活動を夫には隠していたので、彼の妻として幸せそうに笑う顔ばかりがアセロの思い出。対して琥珀は彼女のヒーロー活動のサポートと脱退の手助けを行った身、夫より彼女の全てに近い立場ではあったけど、辛い戦いに傷つく姿も我が子の為に夢を諦めたい泣き顔も見てきてる。自身が狂う前最後に見たラネテさんの顔が、敗れて消える直前の「嫌だ死にたくないもっと家族と一緒にいたい」って絶望に歪んだ泣き顔だった。それが狂った脳に強くインプットされちゃってる。アンバルの思い出の中のラネテさんはいつも泣いてるのはそのせい。
そういった顔をアセロは見たことがないの、ある意味残された者への救いかもしれないから、ラネテさんはそこまで考えて正体や弱さを一番に愛した人には隠したんじゃないかな~とも思っている。もし自分が死んでしまった時に綺麗な死体の代わりを用意させてたのもそう。とても危険なことをしているから、せめて愛した人が自分の死後前を向けるように綺麗な思い出を残したかった。好きな人に綺麗な笑顔を覚えてて欲しい乙女心でもあったわね。ヒーローとして母としてとても強かったけど、恋する少女の弱さもあった。
しかし一貫してそこに琥珀の場所はない、蚊帳の外。
これは歪に蘇ったラネテ、ブレイズとの最期でもそうなんだよ。
結局のところブレイズを再度粒子に還したのはハイドロビーツで、消滅に向かう僅かな時に蘇ったラネテの意志がその腕で抱きしめ笑いかけたのは息子であるグラナド。アンバルはその場にすら立たなかった。
ハイドロビーツことアンバルは、自身の刀で貫かれ古代怪人が作った偽りの怨嗟と苦痛の表情しか受け取らずに彼女を見送り、グラナドは写真でしか見たことのない母親の「愛している」の泣き笑いとぬくもりを得て思い出を上書きした。そういう感じ。本当の意味でのラネテの死に顔、グレンの時もブレイズの時もアンバルしか見てないだな…マイナスな表情だから……と考えると逆に味わい深いものもあるわね。
これは親の勝手な推測でしかないんだけど、多分この辺のあれこれにもこれまで丁寧に何度も言ってきたアンバルの自己評価の低さが関係してるんじゃないかな。多分アンバルと言うか琥珀は、ラネテが一生幸せに笑っていて欲しいしそのためにどれだけでも己を犠牲にするけど、その犠牲に気づいて表情を曇らせることも、本当の笑顔を自分に向けることも良しとできなかった。日系恋愛観の秘める恋故の奥ゆかしさとは聞こえがいいけど、根底にあるのは自己評価だよ。自分のような人間に笑顔を見せなくていいって気持ち。
これはなんていうか、分かりやすい自虐でもない感じの感情で、他に愛する男性がいる人妻への横恋慕って道ならぬ恋心を抱いてしまい、それが彼女の幸せを阻害する物だというのに己のエゴで捨てられなかった、そんな自分の感情が申し訳なく汚い物に思えてしまったが故に、俺の前で綺麗に笑わないでってなってたのかもしれない。綺麗な物は彼女が愛した綺麗な関係だけに向けて欲しい、そこで幸せならいい。そんなん。
そういう考えに至ってしまう価値観が日本人的かつ幼少から個を殺された工作員としての精神性って感じがするわね。ラネテさんが大好きで大切で眩しくて、だからこそ彼女が情を向ける場所に汚い自分を置きたくなかったのかもしれない。健全な青年の恋情だから、恋を自覚したときに彼女に触れたいって性欲込みの欲望だってもちろん持ってはいた(それより幸せになって欲しい献身欲が強かったけど)けど、その手の欲望を抱いてしまったこと時点で琥珀にとって物凄く汚らわしいことのように感じたのかも。20歳そこらの青臭さと潔癖が混在した恋情だからね。
しかし代わりに彼女が隠したがった負の感情を全て受け止めておきたがったのは、献身でもあるし恋心による歪んだ独占欲もある。確かに恋だった(お題サイト)んだよ彼の思いだって。秘密の共有と一方的な死によって歪んでしまったけど、発端は純粋な恋だったんだ。でもアンバルの恋情、基本的に後ろ向きで奉仕前提なんだよな~。
割と彼について考えるのが好きなんだけど、こう、傍若無人で身勝手な男の自己評価が実は底辺ってとこは実に旨味があって楽しい。
こう考えるとブレイズ戦の後もそそくさと飛び去ったの、ラネテを殺した古代怪人と同等になってたくさんの命を奪い、そもそもラネテを助けられずアセロとグラナドからラネテを、逆に想い人から夫と息子を奪った己は穢れきった存在であり、大好きなラネテさんの最期に見るものとしてふさわしくないって気持ちがあったのかもなぁ。狂化された感情でそこまで考えてないだろうけど、無意識と根底の琥珀の意識が。
ラネテさんだってバカじゃない、辛い役割ばかり担わせてしまった、ブレイズだった自分を解放してくれた琥珀君(弟分)を案じる気持ちだってあるはず。でも彼がいつも姿を消すから目線で探す前にタイムアップしてしまうんだ。悪循環だよね。もうちょっとアンバルは世界が自分に優しかったってことを思い出して欲しかったな。
んで、この父子と母と横恋慕男の感情の対比、多分本人たちはどこかに気づいてないしそれが人間関係ってもんだと思うんだけど、15年前の出来事から事情だけ知ってて、かつ他人の第三者目線で俯瞰で見ているオルミゴンだけは各位の足りなさ、辛さ、絡まった箇所が分かるんだよな。
なんか、こう、アンバルのあまりにも自罰的で損な関わり方に、お前が少しでも楽になるなら横にいるからって気持ちにはなってしまうと思う。実際ブレイズ消滅後に立ち去ったアンバルを探してお前は平気なのかって案じたのはトレーオだけだったし。共犯の形が少しずつ変わっていくきっかけの一つだと思う。ブレイズ戦。畳む
アセロがソファで寝落ちた息子をベッドに運んで、その重さにしみじみ大きくなったなぁって思いながら布団かけて、奥さんの笑顔の写真に「僕たちのグラナド君はこんなに大きくなりましたよ、きっともっと成長するんでしょうね。明日もあの子を見守ってあげてくださいねラネテさん」って話しかけて迎えるあたたかい夜と、
引き千切った怪人達の残骸に埋もれて無理な力の行使で骨や腱が歪に曲がった激痛を誤魔化す為に叫びながら血反吐吐きつつ高笑いして、狂化の摩耗で人間だったころの記憶すら薄らいできてとても大切だったのに顔も名前も思い出せなくなった女の歪んだ泣き顔を幻視するアンバルの夜、
同じ女を愛した男なのにここまで違うのは芸術点が高いなとしみじみ思っている。
そもそもアセロ・グラナド親子に残されたラネテの顔は結局のところ幸せそうな笑顔の思い出で、アンバルのそれはず~~~っと絶望や苦痛の最期の顔なんだよね。そこ。
生前のラネテはヒーロー活動を夫には隠していたので、彼の妻として幸せそうに笑う顔ばかりがアセロの思い出。対して琥珀は彼女のヒーロー活動のサポートと脱退の手助けを行った身、夫より彼女の全てに近い立場ではあったけど、辛い戦いに傷つく姿も我が子の為に夢を諦めたい泣き顔も見てきてる。自身が狂う前最後に見たラネテさんの顔が、敗れて消える直前の「嫌だ死にたくないもっと家族と一緒にいたい」って絶望に歪んだ泣き顔だった。それが狂った脳に強くインプットされちゃってる。アンバルの思い出の中のラネテさんはいつも泣いてるのはそのせい。
そういった顔をアセロは見たことがないの、ある意味残された者への救いかもしれないから、ラネテさんはそこまで考えて正体や弱さを一番に愛した人には隠したんじゃないかな~とも思っている。もし自分が死んでしまった時に綺麗な死体の代わりを用意させてたのもそう。とても危険なことをしているから、せめて愛した人が自分の死後前を向けるように綺麗な思い出を残したかった。好きな人に綺麗な笑顔を覚えてて欲しい乙女心でもあったわね。ヒーローとして母としてとても強かったけど、恋する少女の弱さもあった。
しかし一貫してそこに琥珀の場所はない、蚊帳の外。
これは歪に蘇ったラネテ、ブレイズとの最期でもそうなんだよ。
結局のところブレイズを再度粒子に還したのはハイドロビーツで、消滅に向かう僅かな時に蘇ったラネテの意志がその腕で抱きしめ笑いかけたのは息子であるグラナド。アンバルはその場にすら立たなかった。
ハイドロビーツことアンバルは、自身の刀で貫かれ古代怪人が作った偽りの怨嗟と苦痛の表情しか受け取らずに彼女を見送り、グラナドは写真でしか見たことのない母親の「愛している」の泣き笑いとぬくもりを得て思い出を上書きした。そういう感じ。本当の意味でのラネテの死に顔、グレンの時もブレイズの時もアンバルしか見てないだな…マイナスな表情だから……と考えると逆に味わい深いものもあるわね。
これは親の勝手な推測でしかないんだけど、多分この辺のあれこれにもこれまで丁寧に何度も言ってきたアンバルの自己評価の低さが関係してるんじゃないかな。多分アンバルと言うか琥珀は、ラネテが一生幸せに笑っていて欲しいしそのためにどれだけでも己を犠牲にするけど、その犠牲に気づいて表情を曇らせることも、本当の笑顔を自分に向けることも良しとできなかった。日系恋愛観の秘める恋故の奥ゆかしさとは聞こえがいいけど、根底にあるのは自己評価だよ。自分のような人間に笑顔を見せなくていいって気持ち。
これはなんていうか、分かりやすい自虐でもない感じの感情で、他に愛する男性がいる人妻への横恋慕って道ならぬ恋心を抱いてしまい、それが彼女の幸せを阻害する物だというのに己のエゴで捨てられなかった、そんな自分の感情が申し訳なく汚い物に思えてしまったが故に、俺の前で綺麗に笑わないでってなってたのかもしれない。綺麗な物は彼女が愛した綺麗な関係だけに向けて欲しい、そこで幸せならいい。そんなん。
そういう考えに至ってしまう価値観が日本人的かつ幼少から個を殺された工作員としての精神性って感じがするわね。ラネテさんが大好きで大切で眩しくて、だからこそ彼女が情を向ける場所に汚い自分を置きたくなかったのかもしれない。健全な青年の恋情だから、恋を自覚したときに彼女に触れたいって性欲込みの欲望だってもちろん持ってはいた(それより幸せになって欲しい献身欲が強かったけど)けど、その手の欲望を抱いてしまったこと時点で琥珀にとって物凄く汚らわしいことのように感じたのかも。20歳そこらの青臭さと潔癖が混在した恋情だからね。
しかし代わりに彼女が隠したがった負の感情を全て受け止めておきたがったのは、献身でもあるし恋心による歪んだ独占欲もある。確かに恋だった(お題サイト)んだよ彼の思いだって。秘密の共有と一方的な死によって歪んでしまったけど、発端は純粋な恋だったんだ。でもアンバルの恋情、基本的に後ろ向きで奉仕前提なんだよな~。
割と彼について考えるのが好きなんだけど、こう、傍若無人で身勝手な男の自己評価が実は底辺ってとこは実に旨味があって楽しい。
こう考えるとブレイズ戦の後もそそくさと飛び去ったの、ラネテを殺した古代怪人と同等になってたくさんの命を奪い、そもそもラネテを助けられずアセロとグラナドからラネテを、逆に想い人から夫と息子を奪った己は穢れきった存在であり、大好きなラネテさんの最期に見るものとしてふさわしくないって気持ちがあったのかもなぁ。狂化された感情でそこまで考えてないだろうけど、無意識と根底の琥珀の意識が。
ラネテさんだってバカじゃない、辛い役割ばかり担わせてしまった、ブレイズだった自分を解放してくれた琥珀君(弟分)を案じる気持ちだってあるはず。でも彼がいつも姿を消すから目線で探す前にタイムアップしてしまうんだ。悪循環だよね。もうちょっとアンバルは世界が自分に優しかったってことを思い出して欲しかったな。
んで、この父子と母と横恋慕男の感情の対比、多分本人たちはどこかに気づいてないしそれが人間関係ってもんだと思うんだけど、15年前の出来事から事情だけ知ってて、かつ他人の第三者目線で俯瞰で見ているオルミゴンだけは各位の足りなさ、辛さ、絡まった箇所が分かるんだよな。
なんか、こう、アンバルのあまりにも自罰的で損な関わり方に、お前が少しでも楽になるなら横にいるからって気持ちにはなってしまうと思う。実際ブレイズ消滅後に立ち去ったアンバルを探してお前は平気なのかって案じたのはトレーオだけだったし。共犯の形が少しずつ変わっていくきっかけの一つだと思う。ブレイズ戦。畳む
今まで描いてきた🐃⚡ショーモナイエロブックプロットの方向性
今まで描いてきた🐃⚡ショーモナイエロブックプロットの方向性
巨根・温感ローション・ウサミミバイブ→牛のスケベ心のせい
エロトラップダンジョン・触手・淫紋→暴力さんの自業自得
っておおまかな分別が出来るな~と共に何書いとるんじゃとも思いつつだな。あくまで安全でちょっとした恋人のプレイの範囲内のマニアックはオルミゴン側の画策で、中出ししなきゃ腹が爆発して死ぬ淫紋とか不可抗力かつ生死の境に関わるアレコレは自業自得なあたりキャラ性出てるよな~。セックスに危ないこと持ち込まない攻め。
なんかめちゃくちゃ体が強い受けだけどその受けに対してでも危険が及びそうなマニアックプレイは避けそうな気がするし痛みを与えなくても快楽に溺れさせるような技量は自負してるし。いい大人同士でも経験値の違いがある。拘束プレイするにしても乱暴にしないよあの牛。
巨根・温感ローション・ウサミミバイブ→牛のスケベ心のせい
エロトラップダンジョン・触手・淫紋→暴力さんの自業自得
っておおまかな分別が出来るな~と共に何書いとるんじゃとも思いつつだな。あくまで安全でちょっとした恋人のプレイの範囲内のマニアックはオルミゴン側の画策で、中出ししなきゃ腹が爆発して死ぬ淫紋とか不可抗力かつ生死の境に関わるアレコレは自業自得なあたりキャラ性出てるよな~。セックスに危ないこと持ち込まない攻め。
なんかめちゃくちゃ体が強い受けだけどその受けに対してでも危険が及びそうなマニアックプレイは避けそうな気がするし痛みを与えなくても快楽に溺れさせるような技量は自負してるし。いい大人同士でも経験値の違いがある。拘束プレイするにしても乱暴にしないよあの牛。
舞台女優シルベストレ・リベル
舞台女優シルベストレ・リベル
ここでシシィのおさらいをしとくと、あの子はそこそこに出来が良くて自分の要望を出すのが苦手な子供で、比べて不出来な妹が愛嬌はあったから両親がそっちを愛玩子にしちゃってな~。
親は出来の良さを褒めたいんだろうけど悪意無く「あなたはしっかりしてるから」「真面目な良い子だから」でずいぶん長女を抑え込んで育てちゃった。真面目で出来た娘だから悪いことは一切しないし品行方正を当たり前と扱われ、やりたくない委員長も親に喜ばれる為にやってるし、そこを親は全然気づいてくれない。真面目な子に陥りやすいやつだな~。
幼少期に妹が見たいと駄々をこねて行った舞台でマティ・ベリル(現役時代のデガートの母親ね)に強い憧れを抱いて、将来は女優になりたい!って親に言うんだけど「お前には無理だ」って一笑され、ついでに言うならその舞台も妹が途中で寝ちゃったのを理由に途中退場させられた。お姉ちゃんなんだからワガママ言わないで我慢しなさいってやつね。小さな夢を親って大きな存在に否定され、「お姉ちゃん」を強制され、それだけが決定打ってわけじゃないけど、小さいことが積み重なってって「私の人生は私が主役で、みんなにちゃんと私を見て欲しい」って思春期の欲求が爆発した形でああいうワガママ女王様キャラのシルベストレになったわけだ。ある意味あの言動は妹を模してたのかな。自分が異分子で家族は当たり前の肉親としての行動をしているって刷り込まれてるから、そこまで親や妹を憎く思ってるわけじゃないんだけどね。自分がしんどいのに蓋をしてたわけだ。
この悪意の無い家族間の透明な息苦しさは実はデガートとも共通してて、あっちは逆に子役を楽しむ息子を応援していたからこそ二次性徴で可愛らしさを無くして失望されることを恐れる息子の気持ちに気づけなかったし、足が動かなくなった後もお前が悪いんじゃないと慰めることしか出来ず、親に悲しい顔をさせない為にも立たなくちゃいけないって強迫観念でデガートは苦しんだ。そこに悪意は無いんだよなぁ。家族の情なの。
で、話がそれたので進路の話。シシィは悪堕ちがあったとしてもあくまで日常側の人間を想定してまして。デガートらタマデアー活動とはある意味蚊帳の外、あそこの絆には介入できない。卒業後少しずつ彼らとは疎遠になっていくんじゃないかな。
でも彼らがヒーローとして戦った姿に勇気は貰ったし、背中を押すやくどころとして胸を張れた。だから若気の至りとしてもなんの確証もない世界、親から反対されようとも自分は自分って気持ちで夢を追う方向に舵をきることにした。蚊帳の外でもその影響で変われた形だと思う。生半可な道ではないし舞台女優になるって目標だけを見て努力する日々だったから、デガート達と疎遠になるのも仕方ないんじゃないかなこれは。たまにオルミゴンのお店には行ってたみたいだから、そっからデガートに連絡はしないのかって双方を気遣うけど本人の意志に任せてるマスター、くらいの距離感で。
親は反対したしこれは娘に堅実な道を歩んで幸せになって欲しい親心でもあったと思うんだけど、大揉めに揉めた進路の話し合いで一言「これまでずっとお勉強頑張ってきたんだし、妹ちゃんのお姉ちゃんとして目標になってあげなきゃ」って言葉が出た時点で、あぁこれ以上ここにいたら家族を憎んでしまうな、って思った末の家出に近いそれだと思う。女優として成功し始めた今は疎遠だけど険悪ではないみたいな距離感でどうにかやってるよ。なるようになってる。
25歳くらいでやっと準主役くらいの役を得て、そこから注目度が上がってきて。役者を目指していたことは知ってたけど夢を掴んだんだなってことをデガートが知るのはそのあたりじゃないかな。
(途中投げ、後日追記)畳む
ここでシシィのおさらいをしとくと、あの子はそこそこに出来が良くて自分の要望を出すのが苦手な子供で、比べて不出来な妹が愛嬌はあったから両親がそっちを愛玩子にしちゃってな~。
親は出来の良さを褒めたいんだろうけど悪意無く「あなたはしっかりしてるから」「真面目な良い子だから」でずいぶん長女を抑え込んで育てちゃった。真面目で出来た娘だから悪いことは一切しないし品行方正を当たり前と扱われ、やりたくない委員長も親に喜ばれる為にやってるし、そこを親は全然気づいてくれない。真面目な子に陥りやすいやつだな~。
幼少期に妹が見たいと駄々をこねて行った舞台でマティ・ベリル(現役時代のデガートの母親ね)に強い憧れを抱いて、将来は女優になりたい!って親に言うんだけど「お前には無理だ」って一笑され、ついでに言うならその舞台も妹が途中で寝ちゃったのを理由に途中退場させられた。お姉ちゃんなんだからワガママ言わないで我慢しなさいってやつね。小さな夢を親って大きな存在に否定され、「お姉ちゃん」を強制され、それだけが決定打ってわけじゃないけど、小さいことが積み重なってって「私の人生は私が主役で、みんなにちゃんと私を見て欲しい」って思春期の欲求が爆発した形でああいうワガママ女王様キャラのシルベストレになったわけだ。ある意味あの言動は妹を模してたのかな。自分が異分子で家族は当たり前の肉親としての行動をしているって刷り込まれてるから、そこまで親や妹を憎く思ってるわけじゃないんだけどね。自分がしんどいのに蓋をしてたわけだ。
この悪意の無い家族間の透明な息苦しさは実はデガートとも共通してて、あっちは逆に子役を楽しむ息子を応援していたからこそ二次性徴で可愛らしさを無くして失望されることを恐れる息子の気持ちに気づけなかったし、足が動かなくなった後もお前が悪いんじゃないと慰めることしか出来ず、親に悲しい顔をさせない為にも立たなくちゃいけないって強迫観念でデガートは苦しんだ。そこに悪意は無いんだよなぁ。家族の情なの。
で、話がそれたので進路の話。シシィは悪堕ちがあったとしてもあくまで日常側の人間を想定してまして。デガートらタマデアー活動とはある意味蚊帳の外、あそこの絆には介入できない。卒業後少しずつ彼らとは疎遠になっていくんじゃないかな。
でも彼らがヒーローとして戦った姿に勇気は貰ったし、背中を押すやくどころとして胸を張れた。だから若気の至りとしてもなんの確証もない世界、親から反対されようとも自分は自分って気持ちで夢を追う方向に舵をきることにした。蚊帳の外でもその影響で変われた形だと思う。生半可な道ではないし舞台女優になるって目標だけを見て努力する日々だったから、デガート達と疎遠になるのも仕方ないんじゃないかなこれは。たまにオルミゴンのお店には行ってたみたいだから、そっからデガートに連絡はしないのかって双方を気遣うけど本人の意志に任せてるマスター、くらいの距離感で。
親は反対したしこれは娘に堅実な道を歩んで幸せになって欲しい親心でもあったと思うんだけど、大揉めに揉めた進路の話し合いで一言「これまでずっとお勉強頑張ってきたんだし、妹ちゃんのお姉ちゃんとして目標になってあげなきゃ」って言葉が出た時点で、あぁこれ以上ここにいたら家族を憎んでしまうな、って思った末の家出に近いそれだと思う。女優として成功し始めた今は疎遠だけど険悪ではないみたいな距離感でどうにかやってるよ。なるようになってる。
25歳くらいでやっと準主役くらいの役を得て、そこから注目度が上がってきて。役者を目指していたことは知ってたけど夢を掴んだんだなってことをデガートが知るのはそのあたりじゃないかな。
(途中投げ、後日追記)畳む
🐃⚡キスの話
🐃⚡キスの話
付き合う(今も片方が頑なに付き合ってないとは言っているが)前のオルミアンはアンバルの「なんとなく嫌」って感情でくだらないことをするなとキスを散々拒否されてるわけだけど、最終回後2年くらい甘い同棲してペアリングも渡したくらいになると顔を近づければ薄っすら口開けて自然に迎え入れ動作にもなるな~って思ってることについての与太話。
そもそもアンバルが何故オルミゴン相手にキスを嫌がったのか、本人言語化しづらい感覚的なものなんだろうけど、そこにあるのは単純な生理的嫌悪感によるなんか嫌じゃないと思うんだよね。他の奴らよりはマシって思う気持ちもあったし体の相性も良い、根本に憎からず思う感情は初期値であるもん。有象無象と目的の為に唇は合わせられるのに、そういう相手にだけ嫌悪感を感じるとは考え難い。
これは親の勝手な推測になるんだけど、こと他者と交流していくというフィールドにおいてデアパで最も臆病で自己評価の低い人間はアンバルなんじゃないかな、と思うのよ。根っこのとこで自分に価値を見出せないから愛情方法が献身しかないし、無茶もするし、好き放題して自死を選べるし。自分の為に相手が何かしたり、相手が自分を求めるともあるないの前にまず考えの範疇に置いてないんだよな。相手に何も求めない恋愛、逆に不健全だよ。悲嘆してたり自己嫌悪してるわけじゃなくて、当たり前のように自分のことを勘定に入れてない。孤児がギリギリ違法の訓練で戸籍の無い工作員に「教育」された生い立ちから考えて、そこから人ならぬ化け物に「改造」されてしまった経緯も拍車をかけるのに手伝った強固な自己新式だよこれは。
恋愛観が秘める恋尽くす恋日本人的貞淑ってことばで誤魔化しつつもこの問題提起に関してのアンサーはこの自己評価の低さが大きく由来しているんじゃないかなぁ。
で、唇で触れるってすごく愛おしむというか慈しむというか。人間は愛しいと感じたものに唇で触れたがる本能があるらしいしね。本能的なものや、生まれたばかりのグラナドに愛おし気に唇を寄せたラネテさんの情景とか、そういうもので無意識にその意識はアンバルにもあってだな。
欲の解消の為に都合のいい存在として互いを利用していたオルミゴンとの関係上でそこに頭を回すまではいかない本能的に、こいつにだけは慈しまれたくないって感情を喚起させたのかもしれない。
それは誰相手でも目的があれば行える愛の無い行為でのアンバルにとっての最後の抵抗かもしれないし、オルミゴンの言う通り愛されたいから今は嫌って感情もあったのかもしれない。でも一番は自分がそういう風に触れられるべきじゃない、こいつは化け物を慈しむような人間になってはいけない、その辺の自己評価からきたもんだと私は推測してる。あんがいマイナス思考だなこいつ……元々オルミゴンという孤独に戦い抜いたヒーローには強い憧憬の感情があったんだ、そこへと結びつく特別な嫌だったのかも。
そういう複雑な感情の置き場と自己評価の低さをゆっくり愛情で塗り替えられての自然にキスを受け入れる間柄、って感じなのかなーって。そりゃゴンちゃんも30分耐久キスしたくなる。いとおしきばけもの。畳む
付き合う(今も片方が頑なに付き合ってないとは言っているが)前のオルミアンはアンバルの「なんとなく嫌」って感情でくだらないことをするなとキスを散々拒否されてるわけだけど、最終回後2年くらい甘い同棲してペアリングも渡したくらいになると顔を近づければ薄っすら口開けて自然に迎え入れ動作にもなるな~って思ってることについての与太話。
そもそもアンバルが何故オルミゴン相手にキスを嫌がったのか、本人言語化しづらい感覚的なものなんだろうけど、そこにあるのは単純な生理的嫌悪感によるなんか嫌じゃないと思うんだよね。他の奴らよりはマシって思う気持ちもあったし体の相性も良い、根本に憎からず思う感情は初期値であるもん。有象無象と目的の為に唇は合わせられるのに、そういう相手にだけ嫌悪感を感じるとは考え難い。
これは親の勝手な推測になるんだけど、こと他者と交流していくというフィールドにおいてデアパで最も臆病で自己評価の低い人間はアンバルなんじゃないかな、と思うのよ。根っこのとこで自分に価値を見出せないから愛情方法が献身しかないし、無茶もするし、好き放題して自死を選べるし。自分の為に相手が何かしたり、相手が自分を求めるともあるないの前にまず考えの範疇に置いてないんだよな。相手に何も求めない恋愛、逆に不健全だよ。悲嘆してたり自己嫌悪してるわけじゃなくて、当たり前のように自分のことを勘定に入れてない。孤児がギリギリ違法の訓練で戸籍の無い工作員に「教育」された生い立ちから考えて、そこから人ならぬ化け物に「改造」されてしまった経緯も拍車をかけるのに手伝った強固な自己新式だよこれは。
恋愛観が秘める恋尽くす恋日本人的貞淑ってことばで誤魔化しつつもこの問題提起に関してのアンサーはこの自己評価の低さが大きく由来しているんじゃないかなぁ。
で、唇で触れるってすごく愛おしむというか慈しむというか。人間は愛しいと感じたものに唇で触れたがる本能があるらしいしね。本能的なものや、生まれたばかりのグラナドに愛おし気に唇を寄せたラネテさんの情景とか、そういうもので無意識にその意識はアンバルにもあってだな。
欲の解消の為に都合のいい存在として互いを利用していたオルミゴンとの関係上でそこに頭を回すまではいかない本能的に、こいつにだけは慈しまれたくないって感情を喚起させたのかもしれない。
それは誰相手でも目的があれば行える愛の無い行為でのアンバルにとっての最後の抵抗かもしれないし、オルミゴンの言う通り愛されたいから今は嫌って感情もあったのかもしれない。でも一番は自分がそういう風に触れられるべきじゃない、こいつは化け物を慈しむような人間になってはいけない、その辺の自己評価からきたもんだと私は推測してる。あんがいマイナス思考だなこいつ……元々オルミゴンという孤独に戦い抜いたヒーローには強い憧憬の感情があったんだ、そこへと結びつく特別な嫌だったのかも。
そういう複雑な感情の置き場と自己評価の低さをゆっくり愛情で塗り替えられての自然にキスを受け入れる間柄、って感じなのかなーって。そりゃゴンちゃんも30分耐久キスしたくなる。いとおしきばけもの。畳む