雑多メモ

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RYU_GUの被検体たち、まぁメノウはその植え付けられた選民…

RYU_GUの被検体たち、まぁメノウはその植え付けられた選民意識でお山の大将してるだけだからさして施設内での裏表はないんだけど、他の三人は他評と真相が結構違う風になってる。あの施設自体が「育てる」場ではないから、そういう歪んだ場所で力の無い子供たちだった彼らが生き延びるのには割と必死だったんだろうな、という話



・ラーヴァ
「他評」
レムリア因子被検体序列二位にして、その力で暴君の如く下位の者を捻じ伏せて従えている、逆らうものには容赦しない自己中心的な男。唯一序列が上のメノウを敵視している。
「真実」
→力に由来した自己のテリトリーを広げることで弱者に不当過ぎる暴力がいかないよう庇護下を作っている。彼の専制君主王国内の揉め事とすれば止める権限が持てるので。そして暴君の振る舞いは上位者に傅くという理由を与えることで下位被検体の処分を先延ばしにする目的もある。だいたいここまで生き延びて彼の舎弟やってる奴らはそれを分かってるし、下位被検体を抱え込んでいることでラーヴァの序列がいつまで経っても2位と思い、枷になっていると思ってもいる。

・ルーミナ
「他評」
4大序列の中で最も一般被検体に距離感の近い序列四位。話しかければ返答が返ってくる程度だが。ただ特定の相手と関係を築くことはなくいつも一人でどこかを飛んでいるので、気まぐれで孤高の一匹狼な扱い。
「真実」
→義理の弟メノウや施設を出た友人のマリナのことを考えて傷つけ傷つきたくないので壁を作っているが人は恋しい。内心はとても臆病。ラーヴァのように弱者を抱えて守れるほど強くないと思っている。どこかを飛び回っているのは自由さではなく、危険な思考が加速する母を止める方法を探しては焦っているからで、本当は飛びたくない。

・セラナイト
「他評」
正体不明の序列三位。その頭脳で施設全てのネットワークを掌握し運営もしている、その唯一性から被検体でありながら施設長の権限も及ばない謎で愉快犯の天才児。
「真実」
→脳の特殊化が発露した直後に未発達の子供の身体を暴力で躾られており、もっとも施設内の大人に逆らえない真逆の存在。他被検体の前に姿を現さないのは肉体を監禁されているからで、ポリリを通して喋る情報も全て検閲がかかっている。情報処理能力を認められて施設内ネットワーク運営を担っているのは真実だが、実質求められてるのはその脳だけ。誰か助けて。



流れをおさらいすると

【15年前の大災害】
・両親を事故で喪ったマリナをルマリが見つけて自分の運命にする
・次期マイティとしてマリナを養子にし国を挙げて育成

【レムリア化計画の影】
・マリナの生育を隠れ蓑にダイア局長が子供を集める
・レムリア適性値が高すぎる子供、メノウ(既に亡くなった海底古代人の運命と推測される)を特別留学としてイッシュに渡らせ誘拐、故郷キタカミには失踪扱い
・記憶操作、洗脳をした義子メノウや実子のルーミナ等とマリナをRYU_GUの前身となる施設に集め実験

【計画封鎖】
・マリナ達の異変に気付いたルマリらパルデア、計画を廃止、施設閉鎖
・子供たちは全員解放されたと思われた
・施設閉鎖の裏で大災害で発生した孤児等(ラーヴァ、セラナイト)が失踪している

【本編後】
・本編でルマリが死去、それまで潜伏していたレムリア化計画再始動
・メノウ、ルーミナ、ラーヴァ、セラナイトらが牛耳る海底施設が再建
・目的は最後の海底古代人ルマリが残した、今はマリナが所持するマイティの時空水晶


と被検体達に関してはこんな感じ。

幼少に実親から切り離されて記憶を一度洗浄され、子を道具として使う義親から植え付けられた思想でどんどん自己を破滅させていくメノウにはじまって、被検体たちはみんな犠牲者で可哀想な子供なのよ。
ダイア施設長は一貫して自分が海底古代人レムリアを超えた存在になるって夢しか見てない。それ以外どうでもいいし何を犠牲にしてもいい。クソ。

もともとレムリア化計画発端時にマリナと切磋琢磨させる情操教育を上っ面の理由で集められた孤児だったり、見込みがあったから買い取られた、誘拐されたみたいな闇の子供達だからあまりにも現在も人権が無いよ。
マリナはそれを知らず解体されたらみんな自由になってるはずだと思ってプラセロ姉のとこ居候して愛されて育ち学園でぬくぬくマイティの後継してた。そりゃ被検体達は妬む。




ルーミナの場合はそういう自責と寂しさが限界になってる時にマリナが帰ってくるし自分では母もメノウも救えないってことをまざまざ理解しちゃうからの劇場版でメッキが剥がれた感じなのかなぁ。鋼タイプなのにメッキとはこれいかに。頼れて強くて孤高の鉄の女の仮面が崩れて、子供みたいに泣きながらマリナに「私じゃダメだった、お願いメノウを助けて…」って泣きつくシーンは入れたい。この二人はもう十数年会ってなかったけど幼少期RYU_GUでお友達してたからな。
ラーヴァは皆の為にお山の大将してて周りもそうするしかないから暗黙の了解で頼り切ってて、そこをデガート(女装)が「君は乱暴にしてても皆の為に頑張ってたんだねここの皆にとって君はヒーローなんだね」って言葉に出して褒めて握った拳の手当てをしてくれたからこその大事故になったのだ。違うんだヒーロー同士ならタマデアーとも協力できるんじゃないかって打診に繋げたかったんだにゃんは。外見好みの女の子(女装)だから一目惚れな訳じゃない理由付けをしたら業が深くなったぞなんとかしろ()でもデガにゃんは女装してなくても男相手にそういう褒め言う。人たらし陽の猫。



これはまだ不確定の余談だけど、最終ED後のこの被検体らは
メノウ→生き延びた不自由な体で母と自分の贖罪の道を探す。一度故郷を見に行ったら号泣の紅玉(覚えてないが親族らしい)にぶん殴られた。自分を想う人もいたことを知る。
ルーミナ→施設長らの罪を自分も背負おうとメノウの過酷な道を支える。マリナの口添えで社会経験を積むため色々挑戦してるが現代社会は被検体よりしんどいかもしれない。
ラーヴァ→外の強さを知るためにブロンセの紹介で本部勤務に。スーツテスターや大穴の解析をしつつ世間の荒波に飲まれて叩かれてる。本部が解体された後は軍属に入る為勉強中。
セラナイト→衰弱した体をリハビリしながらTMアカデミーに転入。

と4人とも生きて新しい道を探して欲しい気持ち


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