あーよかった
カポエラー、戦闘中はちゃんとステップ踏む畳む
ジクダニに再考
ジクダニに再考
ギルガルド非内定どうして~~~?!?!?!ということでまた水面下に戻った可哀想な騎士CPについて今までぼんやり考えてたことを一回まとめておく。ついでに騎士団についても。
・前提
【ヴァロア辺境騎士団】
どっかの国(多分カロスかパルデア(英仏)らへんにある)の王政国家の国境守護をになう辺境伯エルネスト=アンリ=ヴァロアの個人所有する騎士団。主な任務は治安維持と国境の異民族との戦線の防衛。ふわふわ設定。イメージ的にはナーロッパファンタジー騎士団。みんなフルメイルだよ。
領主の真っ直ぐさを反映してか、娯楽の少ない田舎の立地のせいか、領民の気質はおおむね善良で朴訥、脳筋、外敵に容赦なく身内に優しい。
・人物
【ジーク】
★リザードン♂、特性猛火、陽気な性格。
夏の日差しが似合う海街生まれの豪快かつ懐の広い人物。構いたがりで話したがり、外部の面白そうなものにすぐ首をつっこむが基本的に壊滅的に空気が読めないのでよく人の地雷を踏む。ただそこは相手の真意を読み取るための計算込みのKYさのような片鱗も見せており、深層には爬虫類系特有の狡猾さも内包している気がする。表には出さないけど。あと騎士団員の気心の知れた相手には天然KYしてるけど。素なのか計算なのかよくわからん。
ヴァロア辺境騎士団パルデア国境分隊の隊長。パルデアとの国境駐屯地を任されているエルネストの旧友。武闘派で名高い鉄仮面公の懐刀黒龍騎士として武勲の評判が高い。指揮も出来るが部下と共に前線に出ることが多くその活躍も目覚ましいこちらも武闘派。多分自隊で一番強い。実は領土の生まれではなくマリナ―ドタウン生まれの商家の次男坊で、貴族籍のない叩き上げ。ゆえに身分差や境遇に囚われず傭兵上がりやからくり鎧など様々な理由で今まで騎士に属せなかった者を異色の騎士としてスカウト、恩義で従えている。
主人であり友でもあるエルネストとその領土へに対する忠誠心は人一倍だが多少ひねくれていて、ヴァロア領の人々の人間性と善性には価値を見出している反面、それ故に世間を知らず悪心に崩されることも食い物にされる危険性も危惧しており、ダーディな方面は自らが防波堤になることで解決しようとしている。これは表向き領主として振舞わねばならないエルネストとも協議の上の決定。
凝り固まった田舎辺境の価値観に対し外部からやってきて中央に溶け込んでいる新しい風としてダニエルには勝手な期待をかけていて、現状ウザ絡みをしている。
【ダニエル】
ギルガルド♂、特性バトルスイッチ、真面目な性格。
騎士道精神の擬人化レベルのストイック真面目マン。若干慇懃無礼で自他ともに厳しすぎるのだが、強きに厳しく弱きには優しい。しかし顔が魔王、悪役、子供にぎゃん泣きされる。笑えば陰謀を疑われる。中身は真っすぐなのにカワイソウネ。趣味は園芸だがすぐ花を枯らす。顔が怖いからだろうか。
ヴァロア辺境騎士団員。団長であり領主でもあるエルネストが多忙故に実務指揮を担っている実質の副団長のような業務。本人は地位を拒否している。元々ガラル地方中級貴族の出だが、幼少の頃に右目に呪いを受けてから冷遇され出家、呪いの解呪を求めながら教会の庇護下で教会騎士として勤めていた。当時教会騎士の先輩であったリアン(Gギャロップ♂)に呪われた身と立場を救われ強すぎる憧れ、もはや崇拝のような感情を抱いている。目の呪いは一族の血統に受けている根深く強いものなので徐々に彼の視力と生気を蝕んでおり未だ解呪不可能、定期的に当代一退魔に優れているとされる聖職者シスター・ルビネッテによる進行の抑制を受けている。
リアンの騎士資格はく奪後も彼を騎士に戻す為足繫く彼の教会へと通うが結果立場が悪化、リアンの采配で辺境ヴァロア辺境騎士団への移籍をすることでことなきを得た。当初は都会からやってきた陰気で性格の悪い呪われた余所者として白い目で見られていたが、持ち前の努力家でストイックな性格が功を労し今では騎士団になくてはならない存在(ド苦労人)に。
誰にでも分け隔てなく厳しいがジークは上の立場ということもあり敬うべき、でも適当かつ馴れ馴れしい態度に適度に敬意が剥がれてツッコミを入れてしまったりなのでもうちょっと(リアンのように)しゃんとして欲しいとは思っているが、それ以上の感情はない。
・コンセプト
ジーク→己の目的の為に利用しようとする→ダニエル
ジーク←人を駒扱いする人間は信用らない←ダニエル
が紆余曲折で構い倒しているうちに目が離せなくなった攻めと利用されようとしているのに執着が生まれてしまったことから必死に目をそらす受けみたいなめんどくせぇ関係になる。ヴァロア辺境領はハッピーラブラブ帝国なのでいつかはくっつくよ。多分事故ックスはしないさせない清廉であれ。
・紆余曲折
【出会い】
ダニエルの入団の際にエルネストに紹介されて一度会っている。国境警備赴任ということで会うことも少ないだろうとのフランクな自己紹介に眉を潜めたが、実績を調べるにつれて重鎮なことを理解、敬う態度で挨拶のみ済ませた。
「エルネストの拾ってきた新人。真面目で堅物、今まで生き辛かっただろうなぁ。まぁあの手のタイプは暴走しない限り領に害は与えないだろう。」
「未だリアンの除籍のショックが大きく、また、教会内権力ゲームに敗北したことで心を閉ざし、ヴァロア領を斜に見ていた。挨拶はしたが何の感情も抱いていない。」
【呪いを受けたこと】
最初は受け入れられていなかったダニエルもヴァロア領の純朴な人柄と本人の生真面目な気質が噛み合い徐々に関係に変化が訪れていた。ダニエルは呪いを受けて迫害をされてきたこと、森の教会に足繁く通ったことで悪魔と通じたとされ権力闘争に負けたことなどのエルネストのみに伝えていた過去を騎士団員に打ち明ける。本土に置いた密偵と後日エルネストと行った会話でそれを知ったジークはある考えが浮かんでいた。
「外部からやってきて特別迫害され世の人間の汚さを知っている。自分が防波堤、こいつが内部の毒して動けば利用価値がありそうだ。」
「受け入れてくれた領民の為に貢献したい。その術を探すのに忙しく、国境警備隊長であるジークとの接触は無い。」
【式典にて】
秋の祭りとヴァロア家領主就任記念を重ねヴァロア辺境領が賑わいを見せる時期がある。普段は国境付近に駐屯しているジークも数日は報告と視察を兼ねて本領に赴いていた。人懐っこく空気の読めない上官にぐいぐい来られて引き気味のダニエル。そしてその夜、秘密裏にダニエルの自宅に赴いたジークは、自領への憂いと協力者になることを持ち描けるのだが、信用のならないその態度にダニエルは誘いを突き返す。
「姦計と人間の汚さを知る人間が内部にいるのは重宝出来るし期待をしている。この手のタイプは一度それを伝えて正義感と危機感を持たせた方が都合がよく動くだろう。実際そう動いてくれて助かるな。」
「己が心の内で危惧していたことを言い当てられてここにも腹が黒い王都や教会にいるような人間もいることを思い知る。受け入れてくれた場所を守らなければならない、この相手は信用が出来ない。」
【接触を持ちたい】
ジークがダニエルに目をかけていること、彼を腹心として欲していることを知らされたエルネストは彼の意図を汲み己は旗頭として表向き強く清廉な盾であらねばならぬことを詫びながらジークとダニエルの接触の機会を増やした。自身で口説き落とし(部下として)てみせよとの談。それに乗り「お前個人が気に入ってるんだよ」と歯に衣着せぬ言いようで距離を詰めるジークにダニエルはただ対処に困っていた。
「なかなかどうして予想外の返しが来て面白い。生真面目で清廉な中に醜さを理解しているバランスが自領にない存在。懐かない年下を構うのは純粋に楽しい。」
「会話を重ねるうちにじわじわと相手が領民や領主のことを強く思っているかを思い知る。一人が泥を被る仕組みに憤るが、エルネストも了承の上と知り対処出来ない。徐々にジーク個人の感情を見始める。」
【天上のリアン】
ダニエルがすっかりヴァロア辺境騎士団の一員となった頃。ルビネッテに連れられてリアンがヴァロア領に訪れる。いつになく高揚したダニエルの様子に神のように崇拝している恩人が彼のことだと察する騎士団の者たち。丁度そのタイミングで居合わせたジークはダニエルの根幹を見たようで少し面白くない様子だった。
「なんとなく、気に入らない。ダニエルがリアンを追ってヴァロア領から出ないか若干の不安を抱くが、それがジーク個人なのか領の為なのかは結論をつけずに封じ込める。」
「騎士を退いたリアンが想い人と幸せに暮らしていることを余裕の生まれた頭で理解し、自分の信仰が相手にとって迷惑だったのかと自責を抱く。リアン以外に視野を広げ始めた己に驚き、今の騎士団に感謝する。」
【仲違い】
改めてリアンと話した後に分かるほど浮ついているダニエル。それに対してジークは国境に籠り距離を置きダニエル自身も騎士団の活動に邁進して関係は一時離れる。片隅にもうスカウトには飽きたのだろうという諦めを感じながらも向こうがぐいぐい近づいてきたからの関係だったという当たり前の事実に寂しさを抱く事など、要求を突っぱねてきたダニエルには許されない事だった。久しぶりの再会でジークはダニエルに、リアンのことを性愛込みで愛していたのか、だからこそのあの執着なのかと問う。ダニエルは答えぬままその頬を強く張った。
「意図せず傷つけるような発言をしてしまったことを後悔、理由を言葉に出来ない程子供でもなく苦悩。また、呪いという存在を近しい人物によって初めて体験し対処に困る。」
「あそこまでデリカシーのない人物だとは思わなかった。それと同じくらいそう思われていたことが思う以上にショックだったことに気づく。彼だからか?そんなことは無い。清廉な心に暗いものが落ち、呪いが育つ。」
【呪いに蝕まれる】
騎士道精神に則り常に清廉で正々堂々と。清貧に生きてきたダニエルの中で個としての存在や感情を許されたヴァロア領での暮らしや、憧れであったリアンが俗物的生活で幸せを得ていたこと、性愛や情愛は汚らわしいだけではなく尊い物だという君主の言などの様々な影響を受けて生まれた揺らぎは日に日に大きくなり、人の影の感情を元に育つ瞳の呪いを増長させていった。ルビネッテの抑止の術を待つ間に進んだ呪いで、ダニエルは昏倒する。
「バツが悪く顔を合わせづらい。エルネストは何らかを知った顔でお前に私以外の大切な者が出来て嬉しいぞと笑う。何を言っているんだか、一番は君主で、領民だ。」
「自分の中に存在する汚い感情を喰らって育つ呪いに激しく抗っている。騎士としてのリアンを奪われた時の焦燥によく似ているが、それとはまた違う、ジークに疑いをかけられたことへの澱みなことは呪いとの自己対話で気づいてしまった。」
【懇談会】
ルビネッテとエルネストの介抱もありダニエルは一命を取り留めた。これを機に呪いの進行との向き合い方を再度考えるように説かれ、最近の心の揺らぎを二人に漏らすダニエル。話した二人は超健全かつ超健康なのでため込みがちで繊細なダニエルの心情を察しつつも引きずられることなく、一つ一つの解決策を提示していく。
「相手の心の最も脆いところを垣間見せられ疼く庇護欲を抑え込んでいる。呪いに蝕まれたと聞いて肝が冷えたし解決法の分からぬ己に無力さも感じた。」
「忠誠が第一なのか、騎士道精神に則ることが優先なのか、何が最も必要なのか。私を滅して清く在れと清流も汚泥も構わず自己を貫き尽くしてきたので今更我欲の出し方が分からない。しかし目の前の人物と共にこの領を守っていきたい、失望されたくない、横に並び立ちたいという気持ちは真実である。」
【外と内で主を支える】
ダニエルの一番の我欲は多分騎士として在りたいこと。ジークも友とその土地を守ること。それはきっと今後も揺るぎなくて、ふとして沸いた甘い感情に揺らぐものでもない。ただこのままでは呪いの進行的によくない。薄暗い気持ちを抱いて蝕まれた時に心に浮かんだのはどんなことですか?とルビネッテに問われ、リアンへの崇拝の崩壊ではなくジークだったことを思い出したダニエルは、ジークと2人で話し合う決意をする。
「真摯で戸惑いを含んだ告白を受けて相手の心の強さに感服する。同時にダニエルを利用しようとしていた当初の目的を忘れていたことに気づく。いつしかこいつが特別になっていたと認めたが、それをそれとして手を出す前にするりと何もしなくていいと逃げられた。」
「きっと貴方のことを特別に想っているのは間違いないのでしょう。だからといって何かを求めるわけでもなく強いたいわけでもない。ただ感情に名づけが出来るようになるまでは同じ目線でいたい。その為なら当初のように利用していい。」
【日常を続けていく】
感情は変化したけど現状は維持。兄弟とも上司部下とも言えるようでそれ以上でもありそうな曖昧な関係で、エルネストを内と外から支える為に今日も二人は精進している。執拗にダニエルをパルデア国境にスカウトするのは辞めていないが、全く頷いては貰えないしそれはそれでいいっぽい。
「お揃いの黒甲冑も用意したんだからうちの隊来いよ~と散々言ってるのに袖にされてる。当初に中央でエルネストを支えてくれるよう望んだ自業自得だし今はまだそれでいい。最近健やかそうで良かったな。」
「騎士としての鍛錬、呪い、己の感情と向き合い、課題は山ほどあるが辺境騎士団に心を開いた今結構な健やか。ジーク様は思わせぶりにこちらを誘うが、本気でないことくらいは理解してますよ」
・現状と今後
本人ら的にもこれは忠義でも仲間意識でもない特別な感情持ってるなって自認があるし、相手もそう思ってることを伝えあっている。ただそれが情愛や性愛なのかはちょっと保留してる双方異性愛者。隣にいたい、でも愛しているとは言えない、触れたいとか抱きたいまでは至ってない感じ。
普段は国境守護にいるジークだから会うことも少ないし、同じ場所に居ても別に走って会いに行くような情熱もなく。今頃ヴァロア公に報告してるんだろうな~とだけ思ってる。エルネストはジークに会いに行かないのか?って聞くしこれ終わったら行くって言ってるけどな。
この辺ルビネッテやプラオド夫婦とかに突っ込まれて
「いやわざわざ会う時間なんてとりませんよ職務中ですよ(しれ」
「いやそこは会いに来いよお前」
「?!!?!?!?!いきなり背後に立たないで貰えますか?!」
みたいなコントをやってほっこりさせてる。このキンキン声が懐かしいわ~~って頭わしゃわしゃに撫でられてやめなさい撫でるなおいちょっと…ジーク様!ってしてる。ほのぼの。内心は構いに来てもらえて結構嬉しいっぽいので良かったね。
お互いに一番はエルネスト、じゃないと許さんがそれはそれとして相手も大切。みたいな私の好きな従×従CPな訳なんだけど、その大切に性愛が絡んで……今後に期待かなぁ……あんまり傍におらんしなぁ……抱きしめたい抱きたいキスしたい等の欲を双方見せてこないから親がCPです!って太鼓判押せない現状。でもこのままゆっくり関係育んでいけば情は芽生えそうだしまだ若い男らなんだから触れば欲だって出てこないかな主にダニの方が。抱かれたいと思う受けが好きなので。いや分かんない。
ジークはそれなりに女性経験あるノンケ、ダニエルは社交の一環の嗜みくらいの手ほどきのみの堅物素人童貞って感じだし、聖書の知識を信じている気がするから男同士で性向も何もないでしょうってきょとんとしてそう。宗教家でもあるから同性同士のあれこれ説明されたら炎のようにギャンギャン喚くだろうな…うるさいなあの呪い男……そこはまぁ年上の手練手管でキスから初めて欲しい事故ックスはするな(戒め)男抱いたことはないけどこいつならイケるなとジークが思えば勝ち(勝ちとは?)
大変長いのにくっついたのかそうではないのかよく分からないなジクダニ!
まぁギルガルド内定蹴られてしまったので未だCPとして未実装なんだけど!校長のスカーフさぁ!
畳む
ギルガルド非内定どうして~~~?!?!?!ということでまた水面下に戻った可哀想な騎士CPについて今までぼんやり考えてたことを一回まとめておく。ついでに騎士団についても。
・前提
【ヴァロア辺境騎士団】
どっかの国(多分カロスかパルデア(英仏)らへんにある)の王政国家の国境守護をになう辺境伯エルネスト=アンリ=ヴァロアの個人所有する騎士団。主な任務は治安維持と国境の異民族との戦線の防衛。ふわふわ設定。イメージ的にはナーロッパファンタジー騎士団。みんなフルメイルだよ。
領主の真っ直ぐさを反映してか、娯楽の少ない田舎の立地のせいか、領民の気質はおおむね善良で朴訥、脳筋、外敵に容赦なく身内に優しい。
・人物
【ジーク】
★リザードン♂、特性猛火、陽気な性格。
夏の日差しが似合う海街生まれの豪快かつ懐の広い人物。構いたがりで話したがり、外部の面白そうなものにすぐ首をつっこむが基本的に壊滅的に空気が読めないのでよく人の地雷を踏む。ただそこは相手の真意を読み取るための計算込みのKYさのような片鱗も見せており、深層には爬虫類系特有の狡猾さも内包している気がする。表には出さないけど。あと騎士団員の気心の知れた相手には天然KYしてるけど。素なのか計算なのかよくわからん。
ヴァロア辺境騎士団パルデア国境分隊の隊長。パルデアとの国境駐屯地を任されているエルネストの旧友。武闘派で名高い鉄仮面公の懐刀黒龍騎士として武勲の評判が高い。指揮も出来るが部下と共に前線に出ることが多くその活躍も目覚ましいこちらも武闘派。多分自隊で一番強い。実は領土の生まれではなくマリナ―ドタウン生まれの商家の次男坊で、貴族籍のない叩き上げ。ゆえに身分差や境遇に囚われず傭兵上がりやからくり鎧など様々な理由で今まで騎士に属せなかった者を異色の騎士としてスカウト、恩義で従えている。
主人であり友でもあるエルネストとその領土へに対する忠誠心は人一倍だが多少ひねくれていて、ヴァロア領の人々の人間性と善性には価値を見出している反面、それ故に世間を知らず悪心に崩されることも食い物にされる危険性も危惧しており、ダーディな方面は自らが防波堤になることで解決しようとしている。これは表向き領主として振舞わねばならないエルネストとも協議の上の決定。
凝り固まった田舎辺境の価値観に対し外部からやってきて中央に溶け込んでいる新しい風としてダニエルには勝手な期待をかけていて、現状ウザ絡みをしている。
【ダニエル】
ギルガルド♂、特性バトルスイッチ、真面目な性格。
騎士道精神の擬人化レベルのストイック真面目マン。若干慇懃無礼で自他ともに厳しすぎるのだが、強きに厳しく弱きには優しい。しかし顔が魔王、悪役、子供にぎゃん泣きされる。笑えば陰謀を疑われる。中身は真っすぐなのにカワイソウネ。趣味は園芸だがすぐ花を枯らす。顔が怖いからだろうか。
ヴァロア辺境騎士団員。団長であり領主でもあるエルネストが多忙故に実務指揮を担っている実質の副団長のような業務。本人は地位を拒否している。元々ガラル地方中級貴族の出だが、幼少の頃に右目に呪いを受けてから冷遇され出家、呪いの解呪を求めながら教会の庇護下で教会騎士として勤めていた。当時教会騎士の先輩であったリアン(Gギャロップ♂)に呪われた身と立場を救われ強すぎる憧れ、もはや崇拝のような感情を抱いている。目の呪いは一族の血統に受けている根深く強いものなので徐々に彼の視力と生気を蝕んでおり未だ解呪不可能、定期的に当代一退魔に優れているとされる聖職者シスター・ルビネッテによる進行の抑制を受けている。
リアンの騎士資格はく奪後も彼を騎士に戻す為足繫く彼の教会へと通うが結果立場が悪化、リアンの采配で辺境ヴァロア辺境騎士団への移籍をすることでことなきを得た。当初は都会からやってきた陰気で性格の悪い呪われた余所者として白い目で見られていたが、持ち前の努力家でストイックな性格が功を労し今では騎士団になくてはならない存在(ド苦労人)に。
誰にでも分け隔てなく厳しいがジークは上の立場ということもあり敬うべき、でも適当かつ馴れ馴れしい態度に適度に敬意が剥がれてツッコミを入れてしまったりなのでもうちょっと(リアンのように)しゃんとして欲しいとは思っているが、それ以上の感情はない。
・コンセプト
ジーク→己の目的の為に利用しようとする→ダニエル
ジーク←人を駒扱いする人間は信用らない←ダニエル
が紆余曲折で構い倒しているうちに目が離せなくなった攻めと利用されようとしているのに執着が生まれてしまったことから必死に目をそらす受けみたいなめんどくせぇ関係になる。ヴァロア辺境領はハッピーラブラブ帝国なのでいつかはくっつくよ。多分事故ックスはしないさせない清廉であれ。
・紆余曲折
【出会い】
ダニエルの入団の際にエルネストに紹介されて一度会っている。国境警備赴任ということで会うことも少ないだろうとのフランクな自己紹介に眉を潜めたが、実績を調べるにつれて重鎮なことを理解、敬う態度で挨拶のみ済ませた。
「エルネストの拾ってきた新人。真面目で堅物、今まで生き辛かっただろうなぁ。まぁあの手のタイプは暴走しない限り領に害は与えないだろう。」
「未だリアンの除籍のショックが大きく、また、教会内権力ゲームに敗北したことで心を閉ざし、ヴァロア領を斜に見ていた。挨拶はしたが何の感情も抱いていない。」
【呪いを受けたこと】
最初は受け入れられていなかったダニエルもヴァロア領の純朴な人柄と本人の生真面目な気質が噛み合い徐々に関係に変化が訪れていた。ダニエルは呪いを受けて迫害をされてきたこと、森の教会に足繁く通ったことで悪魔と通じたとされ権力闘争に負けたことなどのエルネストのみに伝えていた過去を騎士団員に打ち明ける。本土に置いた密偵と後日エルネストと行った会話でそれを知ったジークはある考えが浮かんでいた。
「外部からやってきて特別迫害され世の人間の汚さを知っている。自分が防波堤、こいつが内部の毒して動けば利用価値がありそうだ。」
「受け入れてくれた領民の為に貢献したい。その術を探すのに忙しく、国境警備隊長であるジークとの接触は無い。」
【式典にて】
秋の祭りとヴァロア家領主就任記念を重ねヴァロア辺境領が賑わいを見せる時期がある。普段は国境付近に駐屯しているジークも数日は報告と視察を兼ねて本領に赴いていた。人懐っこく空気の読めない上官にぐいぐい来られて引き気味のダニエル。そしてその夜、秘密裏にダニエルの自宅に赴いたジークは、自領への憂いと協力者になることを持ち描けるのだが、信用のならないその態度にダニエルは誘いを突き返す。
「姦計と人間の汚さを知る人間が内部にいるのは重宝出来るし期待をしている。この手のタイプは一度それを伝えて正義感と危機感を持たせた方が都合がよく動くだろう。実際そう動いてくれて助かるな。」
「己が心の内で危惧していたことを言い当てられてここにも腹が黒い王都や教会にいるような人間もいることを思い知る。受け入れてくれた場所を守らなければならない、この相手は信用が出来ない。」
【接触を持ちたい】
ジークがダニエルに目をかけていること、彼を腹心として欲していることを知らされたエルネストは彼の意図を汲み己は旗頭として表向き強く清廉な盾であらねばならぬことを詫びながらジークとダニエルの接触の機会を増やした。自身で口説き落とし(部下として)てみせよとの談。それに乗り「お前個人が気に入ってるんだよ」と歯に衣着せぬ言いようで距離を詰めるジークにダニエルはただ対処に困っていた。
「なかなかどうして予想外の返しが来て面白い。生真面目で清廉な中に醜さを理解しているバランスが自領にない存在。懐かない年下を構うのは純粋に楽しい。」
「会話を重ねるうちにじわじわと相手が領民や領主のことを強く思っているかを思い知る。一人が泥を被る仕組みに憤るが、エルネストも了承の上と知り対処出来ない。徐々にジーク個人の感情を見始める。」
【天上のリアン】
ダニエルがすっかりヴァロア辺境騎士団の一員となった頃。ルビネッテに連れられてリアンがヴァロア領に訪れる。いつになく高揚したダニエルの様子に神のように崇拝している恩人が彼のことだと察する騎士団の者たち。丁度そのタイミングで居合わせたジークはダニエルの根幹を見たようで少し面白くない様子だった。
「なんとなく、気に入らない。ダニエルがリアンを追ってヴァロア領から出ないか若干の不安を抱くが、それがジーク個人なのか領の為なのかは結論をつけずに封じ込める。」
「騎士を退いたリアンが想い人と幸せに暮らしていることを余裕の生まれた頭で理解し、自分の信仰が相手にとって迷惑だったのかと自責を抱く。リアン以外に視野を広げ始めた己に驚き、今の騎士団に感謝する。」
【仲違い】
改めてリアンと話した後に分かるほど浮ついているダニエル。それに対してジークは国境に籠り距離を置きダニエル自身も騎士団の活動に邁進して関係は一時離れる。片隅にもうスカウトには飽きたのだろうという諦めを感じながらも向こうがぐいぐい近づいてきたからの関係だったという当たり前の事実に寂しさを抱く事など、要求を突っぱねてきたダニエルには許されない事だった。久しぶりの再会でジークはダニエルに、リアンのことを性愛込みで愛していたのか、だからこそのあの執着なのかと問う。ダニエルは答えぬままその頬を強く張った。
「意図せず傷つけるような発言をしてしまったことを後悔、理由を言葉に出来ない程子供でもなく苦悩。また、呪いという存在を近しい人物によって初めて体験し対処に困る。」
「あそこまでデリカシーのない人物だとは思わなかった。それと同じくらいそう思われていたことが思う以上にショックだったことに気づく。彼だからか?そんなことは無い。清廉な心に暗いものが落ち、呪いが育つ。」
【呪いに蝕まれる】
騎士道精神に則り常に清廉で正々堂々と。清貧に生きてきたダニエルの中で個としての存在や感情を許されたヴァロア領での暮らしや、憧れであったリアンが俗物的生活で幸せを得ていたこと、性愛や情愛は汚らわしいだけではなく尊い物だという君主の言などの様々な影響を受けて生まれた揺らぎは日に日に大きくなり、人の影の感情を元に育つ瞳の呪いを増長させていった。ルビネッテの抑止の術を待つ間に進んだ呪いで、ダニエルは昏倒する。
「バツが悪く顔を合わせづらい。エルネストは何らかを知った顔でお前に私以外の大切な者が出来て嬉しいぞと笑う。何を言っているんだか、一番は君主で、領民だ。」
「自分の中に存在する汚い感情を喰らって育つ呪いに激しく抗っている。騎士としてのリアンを奪われた時の焦燥によく似ているが、それとはまた違う、ジークに疑いをかけられたことへの澱みなことは呪いとの自己対話で気づいてしまった。」
【懇談会】
ルビネッテとエルネストの介抱もありダニエルは一命を取り留めた。これを機に呪いの進行との向き合い方を再度考えるように説かれ、最近の心の揺らぎを二人に漏らすダニエル。話した二人は超健全かつ超健康なのでため込みがちで繊細なダニエルの心情を察しつつも引きずられることなく、一つ一つの解決策を提示していく。
「相手の心の最も脆いところを垣間見せられ疼く庇護欲を抑え込んでいる。呪いに蝕まれたと聞いて肝が冷えたし解決法の分からぬ己に無力さも感じた。」
「忠誠が第一なのか、騎士道精神に則ることが優先なのか、何が最も必要なのか。私を滅して清く在れと清流も汚泥も構わず自己を貫き尽くしてきたので今更我欲の出し方が分からない。しかし目の前の人物と共にこの領を守っていきたい、失望されたくない、横に並び立ちたいという気持ちは真実である。」
【外と内で主を支える】
ダニエルの一番の我欲は多分騎士として在りたいこと。ジークも友とその土地を守ること。それはきっと今後も揺るぎなくて、ふとして沸いた甘い感情に揺らぐものでもない。ただこのままでは呪いの進行的によくない。薄暗い気持ちを抱いて蝕まれた時に心に浮かんだのはどんなことですか?とルビネッテに問われ、リアンへの崇拝の崩壊ではなくジークだったことを思い出したダニエルは、ジークと2人で話し合う決意をする。
「真摯で戸惑いを含んだ告白を受けて相手の心の強さに感服する。同時にダニエルを利用しようとしていた当初の目的を忘れていたことに気づく。いつしかこいつが特別になっていたと認めたが、それをそれとして手を出す前にするりと何もしなくていいと逃げられた。」
「きっと貴方のことを特別に想っているのは間違いないのでしょう。だからといって何かを求めるわけでもなく強いたいわけでもない。ただ感情に名づけが出来るようになるまでは同じ目線でいたい。その為なら当初のように利用していい。」
【日常を続けていく】
感情は変化したけど現状は維持。兄弟とも上司部下とも言えるようでそれ以上でもありそうな曖昧な関係で、エルネストを内と外から支える為に今日も二人は精進している。執拗にダニエルをパルデア国境にスカウトするのは辞めていないが、全く頷いては貰えないしそれはそれでいいっぽい。
「お揃いの黒甲冑も用意したんだからうちの隊来いよ~と散々言ってるのに袖にされてる。当初に中央でエルネストを支えてくれるよう望んだ自業自得だし今はまだそれでいい。最近健やかそうで良かったな。」
「騎士としての鍛錬、呪い、己の感情と向き合い、課題は山ほどあるが辺境騎士団に心を開いた今結構な健やか。ジーク様は思わせぶりにこちらを誘うが、本気でないことくらいは理解してますよ」
・現状と今後
本人ら的にもこれは忠義でも仲間意識でもない特別な感情持ってるなって自認があるし、相手もそう思ってることを伝えあっている。ただそれが情愛や性愛なのかはちょっと保留してる双方異性愛者。隣にいたい、でも愛しているとは言えない、触れたいとか抱きたいまでは至ってない感じ。
普段は国境守護にいるジークだから会うことも少ないし、同じ場所に居ても別に走って会いに行くような情熱もなく。今頃ヴァロア公に報告してるんだろうな~とだけ思ってる。エルネストはジークに会いに行かないのか?って聞くしこれ終わったら行くって言ってるけどな。
この辺ルビネッテやプラオド夫婦とかに突っ込まれて
「いやわざわざ会う時間なんてとりませんよ職務中ですよ(しれ」
「いやそこは会いに来いよお前」
「?!!?!?!?!いきなり背後に立たないで貰えますか?!」
みたいなコントをやってほっこりさせてる。このキンキン声が懐かしいわ~~って頭わしゃわしゃに撫でられてやめなさい撫でるなおいちょっと…ジーク様!ってしてる。ほのぼの。内心は構いに来てもらえて結構嬉しいっぽいので良かったね。
お互いに一番はエルネスト、じゃないと許さんがそれはそれとして相手も大切。みたいな私の好きな従×従CPな訳なんだけど、その大切に性愛が絡んで……今後に期待かなぁ……あんまり傍におらんしなぁ……抱きしめたい抱きたいキスしたい等の欲を双方見せてこないから親がCPです!って太鼓判押せない現状。でもこのままゆっくり関係育んでいけば情は芽生えそうだしまだ若い男らなんだから触れば欲だって出てこないかな主にダニの方が。抱かれたいと思う受けが好きなので。いや分かんない。
ジークはそれなりに女性経験あるノンケ、ダニエルは社交の一環の嗜みくらいの手ほどきのみの堅物素人童貞って感じだし、聖書の知識を信じている気がするから男同士で性向も何もないでしょうってきょとんとしてそう。宗教家でもあるから同性同士のあれこれ説明されたら炎のようにギャンギャン喚くだろうな…うるさいなあの呪い男……そこはまぁ年上の手練手管でキスから初めて欲しい事故ックスはするな(戒め)男抱いたことはないけどこいつならイケるなとジークが思えば勝ち(勝ちとは?)
大変長いのにくっついたのかそうではないのかよく分からないなジクダニ!
まぁギルガルド内定蹴られてしまったので未だCPとして未実装なんだけど!校長のスカーフさぁ!
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